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このコンテンツは弊社角田が全国の事務所の現場取材や各先生方からの情報を、会計事務所の生産性向上を図る具体策として、又顧問先企業への生産性向上支援策として活用できる情報としてまとめ提供するコンテンツです。

士業事務所の地域・社会貢献への挑戦!


〜製販分離戦略でこれからの少子高齢社会対応に貢献しませんか〜

 会計事務所や社労士事務所さんに対しての"製販分離"経営の実践を唱え続けて既に5年以上が経過しました。この間に数多くの事務所様にその趣旨=つまり生産性の向上と品質の向上という2つの大きな目的を追求・達成するということ=に賛同頂きました。毎年開催する事務所見学研修も年々参加者が増えてさらに活性化してきております。
 今後も全国各地で、税理士、社労士、行政書士事務所を中心とした士業事務所の製販分離戦略を確実に推し進めていこうと思いますが、ここにきて製販分離の新たなコンセプト、価値が見出されてきました。今回のつのワールドでは製販分離の新たな目的である【地域・社会貢献】について述べたいと思います。

 まず製販分離についてご存じない方のために、その一端をご紹介します。
多くの企業では、個人のスキル(もの作り、販売、企画力など)をベースに商売を始めて、その規模が大きくなるに従って、業務の中身(プロセスや工程)を分業しながら成長すると言う流れが一般的です。
当初は1人で企画→開発→製造→営業→フォロー→管理を行っていたものを、企画部門、開発部門、製造部門、営業部門、管理部門などに分業して行くパターンです。
 ところが士業事務所においてはその規模が当初よりも大きくなろうとも、分業のスタイルを取らずに多くの職人(前述の工程を全て1人で行うかた)を抱えて仕事をこなすと言うパターンを継承してきました(LLP型)。この場合に、確かに慣れた作業を年十年も1人で行うので効率は良いのですが、いつかは24時間と言う"時間"の壁にぶち当たって、生産性も品質も一定以上には向上できなくなってしまいます。
そこで士業事務所と言えども、資料収集→チェック→入力→出力→製本→説明などの工程を1人で行うのではなく、分業して業務遂行しようと言うカイゼンが"製販分離"戦略なのです。

 会計事務所や社労士事務所さまは一見サービス業に見えますが実態は製造業です。多くの時間がモノ作り(試算表、決算・申告書、給与台帳、労働保険申告などなど)に費やされているからです。しかしその作業特性上、製造業ですが、知的製造業とも言えます。
ITの進化によって会社に出社できなくとも、体力がなくとも、その業務工程に貢献することは可能なのが知的製造業の特徴です。また、一般製造業と異なって日本語でのコミュニケーション(対社内、対お客様、対提携先様)が絶対条件です。一般製造業では日本語が話せなくとも作業マニュアルがあれば業務進行できますが、知的製造業では日本語での相互情報交流が絶対条件なのです。
このような特性を踏まえて製販分離戦略を実践できたらどのようなことが起こるでしょうか?

1.1つの業務を工程に分解してワークシェアリングしながら業務を進めるので複数名で業務進行できる

2.強靭な体力が必要ないので能力のある高齢者でも対応可能

3.ITの活用推進で体の不自由な方など、出社はできないが優秀な能力を有している方の活用が可能になる

4.季節・時期労働(年末調整や確定申告や給与計算)に関しては学生や主婦など時給労働者も対応可能

5.作業部分はワークシェアリングで分担できるので、本来の担当者が製造作業に要する時間コストを大幅に削減して、より属人的で付加価値の高い業務に移行が可能になる

 そこで‥士業事務所で製販分離を進めて(特に)製造部門のワークシェアリングを推進して行けば、地域での新たな雇用機会を増大させることが可能になります。
我が国のこれからの年金制度のゆくえにもよりますが(少子高齢が進む前提では改善はあり得ないのが常識ですが‥)、老後をできるだけ不安なく迎え、働く幸せや喜びを提供でき、さらに地域や社会での助け合い(相互扶助)を実現できる職場=これこそ士業事務所が地域・社会で貢献できる経営方針、戦略だと思います。

高齢者も、体の不自由な方も、小さいお子さんがいる主婦の方も、学生の方も、皆の役割を活かせる職場に成り得るのです。

 自事務所だけの生産性向上だけでなく、まわりのお役に立ちながら生産性向上を果たしていく‥これこそが士業事務所の使命でもあると感じます。
もちろん多額の給与は支払えないかもしれません。しかしながら働きたい方に、働く環境を提供して、安定した生活を実現できるようにすることは社会的に意義のあることだと思います。是非とも1事務所でも多くの方に士業事務所の製販分離への取り組みを理解して頂き実践して頂くことが私の喜びです。
 おそらくこれからの社会では、そのような理念や方針を打ち出し、実践しようとしている法人、個人に対して補助や助成を強化するようになっていくと思います。

 もちろんその実践の前提となる様々な経営課題=業務標準化、IT化、新規獲得戦術、顧問料解体とサービスメニューの再構築、情報セキュリティ対策などについては当然当社で協力に支援して参ります。
この想いに賛同頂ける方は、早速製販分離に取り組みましょう!


*イプシロンでは業務標準化、サービス企画開発、情報セキュリティ管理対応策、WEBブランディングなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

みかん狩り.jpg

東京・世田谷でのミカン狩りの様子です。
posted by イプシロン |2011年11月30日|at 13:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど
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