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このコンテンツは弊社角田が全国の事務所の現場取材や各先生方からの情報を、会計事務所の生産性向上を図る具体策として、又顧問先企業への生産性向上支援策として活用できる情報としてまとめ提供するコンテンツです。

旅先で感じる少子高齢化の津波!


〜あなたは時代の変化に気付いていますか?〜

 勤労感謝の日に自転車仲間と東京世田谷から奥多摩方面に旅行に出た。出発が祝日の前日の平日だったので少しくらい大人数でも昼食など困らないだろうと思った。しかし念のために、前々から行ってみたかった小澤酒造(澤乃井)が経営しているレストランに2週間前に電話を入れると既に予約でいっぱいとのこと。

 半信半疑で当日小澤酒造を訪れるとそこは人の波。平日のしかも昼食時間を過ぎた午後2時に何故??確かに御岳渓谷の紅葉時期ではあったが収容しきれないくらいの人の数。そういう私たちも平日の昼間に、しかも自転車で来ているわけですから当然他者から見たら怪しい一行には違いないのだが…。

 そういえば最近日本中を出張していて感じることは羽田空港も、新千歳空港も、福岡空港も日本中でやたら混み合っているということです。以前は、平日の昼食後の空港はかなりがらんとしていて全てに余裕があったのですが、最近はほぼ1日中満席近くの状況が続いているようです。

 この現象は飛行機だけでなく、北海道の観光バス会社の方に聞いたのですが、このバス会社では昨年の売上高が過去最高を記録したそうです。
ホテルにおいても、常連にしているホテルでの連泊ができなかったり、朝食のバイキングを食べるのに行列ができているなど何か従来になかった大きな変化が起こっているようです。

1つの理由日本以外の国=特に中国、韓国、台湾からの旅行者が大幅に増えていることを実感します。

2つめの理由はいよいよ来年に迫った、いわゆる2007年問題のプレステージが始まったということでしょうか
確かに、空港でもホテルでもよくよく観察していると、日本語を話していなかったり、見た目は若いのですが60歳以上のツアーだったりしています。

 いわゆる団塊の世代で持ち家があり既に大半の借金を返済しているような方は退職金と退職数年後から支給される年金があるので、我々よりもよほど資金余裕があるようです。それはお土産コーナーやショップで見ているとわかります。明らかに購入しているのは近所や自身のものではありません。ほとんどが"孫"のお土産です。それもかなり大量に。
今まで生産してきた世代の方がいよいよ消費世代へと本格的に移行し始めたのです!

そうなってくるとマーケットでは変化への対応の準備をしなければなりません。

例えば…。
 日本人以外の顧客が多い地域では、ハングルや漢字での案内板やホームページの作成が必要不可欠になります。ホテルやレストランでは最低限の会話の練習も必要になってきます。もしも社内で対応できないならば留学生のアルバイトを採用するなどの手段を講じる必要があります。

 他の例では、高齢者顧客が多くなるので案内板やメニューの文字を通常の2倍にしたり、バリアフリー対応ルームの数を増やしたりなどの対応が必要です。観光バス会社では昇降にバリアフリー対応のバスを準備したり、景色が見やすいように窓の大きな車種に変更するなどの対応が必要でしょう。

 変化を事実として感じることができれば、実際に変化が目の前に突如として現れてもあたふたすることはないでしょう。しかしながら変化を感じ取れない場合には既に様々な施策を実施しても対応不可能な場合も数多くあります。

 従って変化を早くキャッチできる人脈、情報源、仕組みを持っている方にとっては大きなビジネスチャンスです。何しろ周りの対応が後手後手になっている時に、先に次の一手を売って置けるわけですから…。
 まだまだ少子高齢化と言ってもピンと来ない方も多いと思いますが今にうちに顧問先に経営指導を通じて対応策を検討するように指示しておきましょう!

しかしながら、そういう会計事務所経営でも少子高齢化の波は既に襲ってきています。

1つは顧問先の廃業や倒産による売上減少です。少子高齢化が進んで顧問先の経営を維持するのが困難になって顧問契約を解除というケースも少なくありません。

2つめは会計事務所業務の技術移転の問題です。従来のベテランは手書き、算盤の時代から覚えてきた方がほとんです。従ってコンピュータの時代になってもその本質は理解できていましたので応用も利きました。ところが若年層は既にコンピュータ化された後の世代ですから本質まで理解できていないので応用が利かないのです。

 更には顧問先経営者との会話でもベテランならではのコミュニケーションによって顧問先満足度の維持ができていましたが、多くの事務所では業務標準策定など全く実施してこなかったので、ベテランが退職して始めて気付くことも少なくありません。早急にベテランの方の頭の中にある技術、スキル、ノウハウを次世代に継承できるような仕組みを作る必要があります。

3つめは若年層=特に男子入社の機会の減少です。会計事務所の業務の多くはルーティン化され且つ法的な枠の中で行う業務です。言い換えると非常に工程の可視化をしやすい業務でもあるのです。少子高齢化進展の社会においては優秀な若い男子社員の確保はかなり困難になるでしょう。

 そこで生産性を維持していくためには業務工程の可視化を行い、早く、正確に業務を遂行できる仕組みを作って、説明や助言などのコンサルティング業務以外の業務の工場化を推進する必要があります。

顧問先へのアドバイスとともに自事務所の改善に早く着手する必要があります。
皆さん!他人事ではなく、少子高齢化の津波は目前に迫っているのです!

*イプシロンでは業務改善支援、課題の抽出、工程の可視化、業務標準作りなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

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神奈川県藤沢市の遊行寺です。一遍上人の踊り念仏で有名なお寺です。


イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也
posted by イプシロン |2018年06月23日|at 15:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど
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