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このコンテンツは弊社角田が全国の事務所の現場取材や各先生方からの情報を、会計事務所の生産性向上を図る具体策として、又顧問先企業への生産性向上支援策として活用できる情報としてまとめ提供するコンテンツです。

〜フィンテック活用の『経理自計化』のすすめ〜


製造自動化戦術を取り入れた製販分離経営 A

皆さんこんにちはイプシロンの角田です。

 最近様々な場面でFintechというキーワードを耳にします。Fintechとはご存知の通り、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた言葉です。ここ数年で電子マネー、クラウドサービス、キャッシュレス、ネットバンキングなど飛躍的に金融を取り巻く技術が向上し、且つインターネットと融合されています。
経理/会計もお金を整理する仕事です。この金融の技術革命を会計や経理にインターネットを通じて活用しようというのがフィンテック活用の経理自動化の流れです。
 従来、士業事務所が進めてきたのは経理や給与の自計化です。自計化と自動化の違いは前回のつのワールドで記載しました、ポイントは以下の通りです。

1.自計化では顧客側で商行為の後に帳簿をまとめる作業(補助簿など)を行う
2.自動化では商行為自体を電子化することによって帳簿をまとめる作業を止める
3.電子化された商行為のデータはインターネットを通じてプラットフォーム(クラウドソフト)に自動的に集約される

 従って士業事務所から見れば自計化も自動化も【作業】は発生しないのでわかりにくいですが、顧客側では全く負担感が違うのです。フィンテック活用の自動化では原則的に日々の商行為データを自動集約させてしまうので、簡単に間違いが少なくできるのです。

⇒*商行為とは、現金を受け取る、掛け商売を行う、請求書を発行する、銀行口座に振り込まれる、また、左記の逆で支払うこともあります。また、従業員に給与を支払うなどの経費の支払いもあります。このようなお金を受け取る、支払うといったことについて商行為と呼びます*

ここで1つ目の自動化のポイントが出てきます。すなわち、データを転記、入力するというインプット行為を、インターネットを通じてクラウドのソフトにインポートすること=入力の自動化です。

次の自動化は、インポートされた情報について、ソフトウェアがA.I(人工知能)を使って、継続的に行われる商行為や過去の事例と照らし合わせて最も適当な商行為についての処理を自動判別するという、判断の自動化です。
この2つの自動化を顧客側で行えるので、会計や給与が顧客側で圧倒的に早く正確にするのです。
従来の会計や給与の大きな問題は、ほとんど人間の経験不足、知識不足、ヒューマンエラーが引き起こしている場合が多い(転記ミス、入力ミス、判断ミス)ので、これらの改善にもつながるのです。

製販分離の最終目標は生産性の向上(効率性と効果性向上)と品質の向上です!上記の通り、フィンテックを活用して経理自動化を推進することは製販分離を大きく前進させることになるのです。
 さらに前回のつのワールドでも書いた通り、少子高齢化の進展で、中小企業では採用、教育、定着がもはや間に合わないのです。従来のように、ヒトが前提の業務工程では、営業して沢山のお客様を獲得しても生産が追い付かなくなるのです。そのためには金融とテクノロジーをMIXした新たな方法論を身につけなくてはならないのです。
これから皆様の企業が、5年、10年、30年‥と継続して行きたいのであれば是非とも早期にフィンテック活用の経理自動化を取り入れて、製販分離を進める必要があります。
尚、すぐに取り入れなくともまずは研究からという方は、経理自動化のソフト(クラウドプラットフォーム)そのものよりも、顧客側の商行為の自動化を行うツールの研究を行って下さい。何故かと言うと、会計や給与のソフトは多少の違いはあれほぼできることは決まっています。
よく会計ソフトの操作性の話題になりますが、従来とは異なって、データをインポートし自動判別するのですから操作性など重要なのではありません。重要なのは顧客の末端の商行為のデータをインポートできるかが勝負です。従って、ネットバンキング、電子レジスター(クラウド型)、請求発行、手形、(医業だと)レセプト、給与など、どの末端で対応できるフィンテックツールがあるのかの研究を行っておくべきです。
その成果は恐らく業種別で、飲食ならばこのフィンテックとの組み合わせ、医業ならばこの組み合わせなど、業種に応じたパターンができると思います。このパターンこそがこれからの事務所の新たな初期指導領域になっていき、貴事務所の武器となるのです。くれぐれも申し上げると、クラウドのプラットフォームをよくよく研究しても大きな違いはないのです。

 まずは士業事務所側の頭を従来の代行/自計化から自動化へとシフトチェンジして、この時代の大きな流れに対応できる戦略構築を行うことを望みます。当社でも経理自動化をモデルとした製販分離のセミナーを全国で行っておりますので是非ともご参加下さい(6月に札幌、7月に福岡、10月に東京と大阪で開催)。

*イプシロンでは製販分離支援、商品・サービス企画開発、WEBブランディングなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也


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島で乗馬しました。海を馬で走ると気持ち良いですよ!
posted by イプシロン |2016年05月29日|at 08:15 | つのわ〜るど
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