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このコンテンツは弊社角田が全国の事務所の現場取材や各先生方からの情報を、会計事務所の生産性向上を図る具体策として、又顧問先企業への生産性向上支援策として活用できる情報としてまとめ提供するコンテンツです。

〜過去のやり方を0ベースで変革して残業革命を起こす〜


士業事務所の働き方改革 実践!

皆さんこんにちはイプシロンの角田です。

士業事務所の現場でも働き改革が至急求められています。
人材採用難、教育の難しさ(早期戦力化)、定着の困難さ(モチベーション維持とあいまいな評価)などヒトに関わる状況がこの10年で大きく変わってきました。
 合わせて現場業務においても、ITクラウド化、フィンテック、人工知能(A.I)、RPAなど5年前ですら一般的でなかったことが日々進化しながら目の前に現れてきます。
 
 大よそ、入力や繰り返しの判断業務、出力・製本など一連の業務プロセスのほとんどの作業がITにとってかわり、業務スピードも品質も大きく変わろうとしている中で、依然として従来の業務プロセス、仕事の割り当て方、税務会計に対する品質の価値観、お客様の要求事項が従来のままで何も変われない、変わろうとしない事務所では、人が採用できないどころか定着すらままならない状況です。

これから事務所が5年、10年、20年と継続して発展することを望むならば、抜本的に事務所経営を改善する必要が急務です。

では何を改善すべきなのか?次の5つの変革が求められています。

1.業務プロセスの変革(各業務の工程を0ベースで抜本的に変更します)
2.手段・方法の変革(従来実施してきたツールや手順などの抜本的変革を行います)
3.組織機能の変革(担当者性をぶっ壊して、チームとして機能を受け持つように変革します)
4.お客様との関係性の変革(10年、20年前に約束した関係性について時間を掛けながら今の時代に合わせた関係性に変革します)
5.儲け方の変革(顧問料という固定ビジネスからスポットビジネスへとウェイトを変革します)

 この変革を実現していく手段として製販分離経営があります。
これからの事務所では多人数で売価を沢山あげる経営から、できるだけ少人数で売価を上げ且つ人に依存しない業務体制を取ることが求められています。これこそ正に製販分離経営なのです。
良い人材を獲得しようと思ったら、従来のように「残業が多い、休日も出勤する、何から何まで対応できないと一人前として認めてくれない、年収400万円台から上がらない」などを改善して、「必要最低限の残業しかない、休日はきちんと予定通り休める、自分のポジションを明確にしてモチベーションの上がるキャリアルートがある、頑張れば年収1,000万円以上も目指せる」というように変えていく必要があります。

本当に働き方改革を実現したいのならば次の過去の常識をぶち破りましょう!

1.自分たちのこだわりが顧客満足とイコールではない(過剰サービスや無駄なこだわりはやめる!)

2.税務会計全てを網羅しないと一人前でない(組織は様々な機能を集合体です!適材適所でキャリアルートを磨いていければ良いのです)

3.訪問型監査からの脱却!巡回監査はクラウド監査で充分!真の税務監査であれば15分以内で終了するはず

4.とにかくお客様の全ての機能とコミュニケーションを取り(経営者、奥様、経理、営業部長などなど)、経営の困りごとを把握し、改善の相談にのること

5.ITを徹底的に使いこなすこと!ITができることを額に汗して行ったとしても無駄になるだけ。体よりも頭を使うことが必要

 冒頭に申し上げたように、本当にこの5年間で大きく士業事務所経営を取り巻く状況が大きく変わってしまいました。
これから製販分離経営に挑む方だけでなく、既に製販分離経営にチャレンジされている方ももう一度0ベースで製販分離の本質を勉強しなおしてみて下さい!

 最新の製販分離の状況に関しては当社作成のDVDやセミナー/研修で確認できます。詳細は当社のHPをご覧下さい。

*イプシロンでは製販分離支援、商品・サービス企画開発、WEBブランディングなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

今回は箱根の東海道旧道を歩きました

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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也


posted by イプシロン |2017年05月29日|at 10:15 | つのわ〜るど

〜A.I(人工知能)に打ち勝つ力を身に着ける!〜


あなたは“感じる力”を磨いていますか?

皆さんこんにちはイプシロンの角田です。

士業事務所の現場もフィンテックテクノロジーと人工知能を活用して今後大きく変化していくのでしょうね(それに気づいていても対応できていない方が現状多いですが…)。
他の業種を見ても人間が行っていた“作業”がどんどん機械にとってかわられています。そして人間が行うべき業務が“作業”から“創造”に変化して行っております。この流れを現状は止めることはできないでしょう。何故ならば仕事を行う上での社会のインフラ、特に生産人口がかなり落ち込んでいくからです。ヒトが少なくなってもさらなる利便性を追求し続けるということは他の方法を活用するしかありません。それがA.I(人工知能)です。

しかしながら人工知能が完璧かというと現段階では向き不向きの内容があるようです。特に前述の作業系の仕事やデータ解析などはコンピュータが最も得意とするところで、この分野では機械に業務をお願いした方が、より早くより正確に業務を進めることができます。では、逆にA.I(人口知能)ができなかったり、苦手な分野はないのか?この分野こそが人間が担っていく領域と考えられます。

A.I(人工知能)が苦手な分野は感情の世界のようです。例えば長文読解のように、その文字が意味していることの裏側にある心理などは読み解くことが苦手のようです。また、相手の感情(例えば顔色、声のトーンやスピード、人間が持つ癖など)から相手が何を考えているかということを読み取ることも苦手のようです。
営業のクロージングやコンサル・提案という仕事は相手との駆け引きです。単に数値の分析や過去の統計から行われるものではありません。人工知能が苦手なこの分野を私たち人間でしか行えない業務としていくためには“感じる力”を強化していくことが重要なのです。

優秀な営業マンはプレゼン力が高い方というのは昔のことで、現代ではプレゼン力よりも傾聴力が求められています。つまり相手が何を欲しているのか?何に困っているのか?何が不安なのか?を感じ取る力があってこそ問題解決の提案ができるのです。
そのためには普段から“感じる力”を磨くことが重要です。“感じる力”を磨けるか?実はちょっとしたことで磨くことができます。以下は私が普段から実践している“感じる力”向上策です。

1.文字を読む(できるだけ長文で、ブログやインスタのような短いセンテンスではだめです。できれば小説のように長文を読み取るものがよいです)
2.映画を見る(きちんとしたストーリーがあるものでないとだめです)
3.美しいものと接する機会を多く持つこと(例えば絵画や美術品、美しい自然の風景や自然現象、音楽など)
4.できるだけ自分と違う年代、違う業種、違う地域の方と多く接すること
5.美味しいものを食べることです。

 いずれにしても普段の生活の中から変化や美を感じ取って、常に何故だろうという疑問を持ち続けることがA.I(人工知能)に打ち勝つ秘訣のようです。
何も感じないと、日々IT化されている日常に支配されてしまうようになります。
機械に支配されるのではなく、機械を支配するようにしなければ私たちの居場所がなくなります。
 日常の中から“感じる力”を強化しましょう。

*イプシロンでは製販分離支援、商品・サービス企画開発、WEBブランディングなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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毎年1月15日に多摩川の河原で行われるどんと焼きに今年も行きました!
これで無病息災です。
posted by イプシロン |2017年02月26日|at 09:00 | つのわ〜るど

〜【報告力、企画力、提案力】で差をつける!〜


あなたは“書く力”を磨いていますか?

皆さんこんにちはイプシロンの角田です。

確か昨年も書きましたが最近は1年があっという間に過ぎていきます。今年も残り1か月です。年初に立案した目標は達成できましたか?まだあと1か月あります。やり残しがないようにこの1か月を大切に、悔いのないように過ごしましょう!

さて、長年に渡って会計事務所や社労士事務所の支援を行っていて感じることは、文書で報告する力が非常に弱いことです(文書での報告する癖がありません)。報告書はもとより企画書や提案書の作成をお願いすると非常に時間を要したり、読んでいて意味がわかりにくい場合が多いです。毎日の日報すらわかるように記載、提出できる方がほとんどいません。
従来から士業事務所ではお客様や上司に対しての報告はほとんど口頭のみで行われているために、報告書を書くという訓練がなされていないのです。口頭の報告や提案だと記憶があるうちは良いのですが、記録として残らないために見直し(レビュー)することができません。そこでお客様や上司と『言った、言わない』で揉めることも少なくありません。

 この傾向は若い人だけにあるわけでなく、ベテランにも見ることができます。つまり業界として報告、企画、提案について、文章力でまとめるという訓練がなされていないのです。また、多くのスタッフの方はプレゼンテーション(口や体で伝える能力)もうまくないようです。お客様、上司に正しく物事を伝え、意味を理解してもらうためには『口』で伝えるだけでなく『目』で伝えることが絶対に必要です。

 そこで今からでも遅くないですから報告書、企画書、提案書を作成する(書く)という訓練を義務付けたほうが良いですよ。また単に作成する(書く)だけでなく、日本語としての体裁が耐えうるものになるように、文庫本、小説、新聞などを毎日読む癖をつけることも重要です。
最近はインターネットの普及で、文書体も口語体も区別なく使われています。また、文書だけでなく写真や絵を簡単に挿入できるので、文章力で伝える能力が向上せず、中学生レベルの文章力という状況も多々見られます。
まれにスタッフの方の中にも素晴らしい報告書や企画書を書く方がいらっしゃいます。そんな方がいる事務所は本当に尊敬できます(普段から報告を文書で義務付けているんだなと感じます)。
士業事務所はノウハウ(付加価値)を提供しています。しかしながらノウハウは手に取って見ることができません。但し、文書化してもらえれば、見るだけでなく、記録としてノウハウを保管することもできるのです。
最初から完璧に報告書を書くことはできません。恐らく最初は文書力も弱いし時間もかかるでしょう。しかしながら今後5年、10年、20年とノウハウを提供する企業体で生きていくならば【書く力】を身に着けて、伸ばしていきませんか!
そして経験上【書く力】を向上させるには本人の努力だけではだめです!必ず管理者が添削を行って評価してあげることが重要です。組織全体で【書く力】を向上しましょう。
 経営者が“はっ”とするような素晴らしい報告書、企画書、提案書を作ってみましょう!

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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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北海道の釧路湿原でカヌーに乗りました!


posted by イプシロン |2016年11月27日|at 00:00 | つのわ〜るど

〜将来を先取りした経営計画を作成するために‥〜


0ベース発想を身に着けよう!

皆さんこんにちはイプシロンの角田です。

 2016年の夏に発生した台風は、かつて私たちが体験したことがないコースを進んできました。太平洋高気圧の位置が例年と異なっていたために、通常は九州⇒西日本回りで北上する台風が、九州や西日本を経由せずに関東⇒東北⇒北海道に上陸しました。かと思えば、発生した台風が西寄りに進路を取った後、また来た道を東に引き返すという迷走台風もありました。自然現象とは言え、我々がかつて体験したことがなくしかも予測もつかない状況で、これからも大きな被害が懸念されます。

 自然現象だけでなく私たちの生活やビジネスの場でも我々がかつて体験したことがなくしかも予測もつかない状況が沢山出現しています。この状況下でビジネスを行うためには次の要件がどうしても必要になってきます。

1.日々変化する状況に振り回されないためにもしっかりとした指針、方針を明確して徹底、行動すること
2.人間とITの役割りを再考すること
3.過去の延長で物事を考えたり判断しないこと

 この3つのポイントを押さえて経営計画を策定することが重要な訳ですが、実はこれが非常に困難なのです。何しろ先ほどの台風の例ではありませんが、私たちは将来を予測する際にはどうしても過去の実績や体験の集積値から予測しようとします。しかし現実には進化や変化が速すぎて過去の実績や体験からの予測では大きな判断ミスを犯す可能性が高いのです。

 実際に私たちが製販分離をキックオフする際にも各会社にて中期的な自社のあるべき組織機能を考えて頂くのですが、どうしても過去の延長での組織機能や経営戦略になってしまいます。これでは単なる業務分業になってしまい、生産性と品質の向上実現ができなくなる可能性が高いのです。
 そこで0ベースでの組織機能構築や経営戦略や数値目標設定が必要になってきます。言うのは簡単ですが実はこの0ベース発想がなかなかできないのです。しかし生き残りをかけた戦いに勝ち残るためには0ベース発想は絶対に必要です。以下に0ベース発想を実践するポイントを記載しますので是非とも貴社の経営計画立案に活かして下さい。

1.最初に10年後の組織機能や商品イメージや経営戦略を描いてみて下さい

2.10年後など誰も予測できないので、他者が発言した又は発案したことに“NO”と言わないルールを策定しましょう!

3.このように一旦頭をゆるゆるにしてから再度3年後の組織機能、取扱いサービス、数値を描いてみましょう!

4.この際に正攻法なアプローチだけでなく、全く逆の視点で考える練習をしましょう!
例えば、男性だけでやっていた業務を女性がやったならば‥、売上の90%を占めるサービスが10%になったら‥、毎年3名の採用ができていたものが0名になったら‥などなど自身で次々と課題を出して改善策を描いていきます

5.結局は将来のことなど誰もわからないのですから自由な発想(つまり0ベース)で3年後の姿を描き出します。そこには今よりももっと楽に、プロとしての誇りを持って仕事に従事でき、お客様から感謝され、生活も向上している自分自身を描く必要があります(前よりも良くなるために今を一生懸命やっているのですから)。

6.ここまでできたら3年後に至る道筋を1年、1年作り上げて行けば良いのです→これが単年度の目標値になります

 どうしても過去の経験、実績がちらついて0ベースで考えられない!!ということになったら外部の力を借りて将来像を作ってみてはどうでしょうか?外部の人間は過去の経験、実績、クレーム、人間関係など全くわかりませんからいやでも0ベース発想になるのです。

 私達は長年過去の経験や成功体験に縛られて生きてきましたがそれもそろそろ終焉を迎えなければやっていけないようです。但し、過去のやり方が全く無駄だとは言いません。温故知新はもちろん重要です。古きを知り新しきを作ると共に無限を想像して今を変えることも同時に行っていかなければならないのです?

 夢を夢で終わらせないためにも行動することが重要です!失敗したら是正、予防すれば良いのですから!

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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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佐渡のたらい舟に乗りました!意外と安定感がありますよ

posted by イプシロン |2016年08月30日|at 14:00 | つのわ〜るど

〜フィンテック活用の『経理自計化』のすすめ〜


製造自動化戦術を取り入れた製販分離経営 A

皆さんこんにちはイプシロンの角田です。

 最近様々な場面でFintechというキーワードを耳にします。Fintechとはご存知の通り、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた言葉です。ここ数年で電子マネー、クラウドサービス、キャッシュレス、ネットバンキングなど飛躍的に金融を取り巻く技術が向上し、且つインターネットと融合されています。
経理/会計もお金を整理する仕事です。この金融の技術革命を会計や経理にインターネットを通じて活用しようというのがフィンテック活用の経理自動化の流れです。
 従来、士業事務所が進めてきたのは経理や給与の自計化です。自計化と自動化の違いは前回のつのワールドで記載しました、ポイントは以下の通りです。

1.自計化では顧客側で商行為の後に帳簿をまとめる作業(補助簿など)を行う
2.自動化では商行為自体を電子化することによって帳簿をまとめる作業を止める
3.電子化された商行為のデータはインターネットを通じてプラットフォーム(クラウドソフト)に自動的に集約される

 従って士業事務所から見れば自計化も自動化も【作業】は発生しないのでわかりにくいですが、顧客側では全く負担感が違うのです。フィンテック活用の自動化では原則的に日々の商行為データを自動集約させてしまうので、簡単に間違いが少なくできるのです。

⇒*商行為とは、現金を受け取る、掛け商売を行う、請求書を発行する、銀行口座に振り込まれる、また、左記の逆で支払うこともあります。また、従業員に給与を支払うなどの経費の支払いもあります。このようなお金を受け取る、支払うといったことについて商行為と呼びます*

ここで1つ目の自動化のポイントが出てきます。すなわち、データを転記、入力するというインプット行為を、インターネットを通じてクラウドのソフトにインポートすること=入力の自動化です。

次の自動化は、インポートされた情報について、ソフトウェアがA.I(人工知能)を使って、継続的に行われる商行為や過去の事例と照らし合わせて最も適当な商行為についての処理を自動判別するという、判断の自動化です。
この2つの自動化を顧客側で行えるので、会計や給与が顧客側で圧倒的に早く正確にするのです。
従来の会計や給与の大きな問題は、ほとんど人間の経験不足、知識不足、ヒューマンエラーが引き起こしている場合が多い(転記ミス、入力ミス、判断ミス)ので、これらの改善にもつながるのです。

製販分離の最終目標は生産性の向上(効率性と効果性向上)と品質の向上です!上記の通り、フィンテックを活用して経理自動化を推進することは製販分離を大きく前進させることになるのです。
 さらに前回のつのワールドでも書いた通り、少子高齢化の進展で、中小企業では採用、教育、定着がもはや間に合わないのです。従来のように、ヒトが前提の業務工程では、営業して沢山のお客様を獲得しても生産が追い付かなくなるのです。そのためには金融とテクノロジーをMIXした新たな方法論を身につけなくてはならないのです。
これから皆様の企業が、5年、10年、30年‥と継続して行きたいのであれば是非とも早期にフィンテック活用の経理自動化を取り入れて、製販分離を進める必要があります。
尚、すぐに取り入れなくともまずは研究からという方は、経理自動化のソフト(クラウドプラットフォーム)そのものよりも、顧客側の商行為の自動化を行うツールの研究を行って下さい。何故かと言うと、会計や給与のソフトは多少の違いはあれほぼできることは決まっています。
よく会計ソフトの操作性の話題になりますが、従来とは異なって、データをインポートし自動判別するのですから操作性など重要なのではありません。重要なのは顧客の末端の商行為のデータをインポートできるかが勝負です。従って、ネットバンキング、電子レジスター(クラウド型)、請求発行、手形、(医業だと)レセプト、給与など、どの末端で対応できるフィンテックツールがあるのかの研究を行っておくべきです。
その成果は恐らく業種別で、飲食ならばこのフィンテックとの組み合わせ、医業ならばこの組み合わせなど、業種に応じたパターンができると思います。このパターンこそがこれからの事務所の新たな初期指導領域になっていき、貴事務所の武器となるのです。くれぐれも申し上げると、クラウドのプラットフォームをよくよく研究しても大きな違いはないのです。

 まずは士業事務所側の頭を従来の代行/自計化から自動化へとシフトチェンジして、この時代の大きな流れに対応できる戦略構築を行うことを望みます。当社でも経理自動化をモデルとした製販分離のセミナーを全国で行っておりますので是非ともご参加下さい(6月に札幌、7月に福岡、10月に東京と大阪で開催)。

*イプシロンでは製販分離支援、商品・サービス企画開発、WEBブランディングなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也


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島で乗馬しました。海を馬で走ると気持ち良いですよ!
posted by イプシロン |2016年05月29日|at 08:15 | つのわ〜るど

〜『経理自計化』の時代から『経理自動化』の時代へ〜


製造自動化戦術を取り入れた製販分離経営 @

皆さんこんにちはイプシロン角田です。
思いっきり昭和世代の私にとって、最近は何もかもが昔の映画やSF小説のようで‥‥正直なかなか時代においつけなくなってきました。
アナログの良いところも沢山ありますがやはりデジタルは便利です。何もかもがデジタルを基盤としたテクノロジーの恩恵がないと生きていけなくなってきております。

 特に先進国では少子高齢化がすごい勢いで進捗し、人手に頼らなくても済む『自動化』が様々な分野で進んでおります。私たちの目に見える部分でも、店頭で販売されていたたばこやジュースが自動販売機に、改札で切符を確認していた方が自動改札へ、さらには新幹線、飛行機の操縦が自動操縦へと切り替わっています。
特に最近話題になっているのが自動車の自動運転や自動停止技術の実用化です。これも長期的視野に立てば運送業の人出不足を補うテクノロジーの一つですね。

 先ほど私たちの目に見える部分と言いましたが、直接私たちが目にすることのない様々な物品を製造する工場の中にはほとんど人間がおらず自動工場化されているのです。自動車もお酒もコンピュータも何もかもです。その中で私たち人間は、新たなテクノロジーの企画開発や自動化で生み出された成果物の最終検品に従事して、いわゆる作業部分はIT技術を駆使した機械が自動的に行うようになっているのです。

 このようなITテクノロジーの進歩により、税務会計や給与計算の分野にも自動化の波が押し寄せてきました。人によってはまだまだ5年はかかるだろう、いやいや10年はかかるという方もおりますが、その波は確実に迫ってきているのです。
イプシロンでも経理自動化の実現を前提とした製販分離の推進を今期から注力して行って行きます。他の産業が良くも悪くも自動化して行き残り策を取ってきたように、遅かれ早かれ士業事務所にも自動化はやってくるのです。

 そして中小(零細)企業の現場にも経理や給与の自動化の波が押し寄せたときに、製販分離で士業事務所の内部の機能、役割を明確にして、税務会計に変わるサービスの確立をきちんと立て直しておかないと、士業事務所は恐らく企業側からは必要ないと思われてしまう可能性が非常に大きいと思います。何故ならば現在士業事務所に対して支払っている対価のほとんどは、サービスではなく、決算書、申告書、試算表、給与明細などモノづくりの対価として支払っていると感じている経営者が多いからです。
恐らく経理の自動化は士業事務所の製造工程に非常に大きな影響を与えると思いますが、その先の一手を今のうちに構築しておかないと、氷河期のマンモスやトラのように生き残ることはできなくなります。

 私たちはそのテクノロジーを否定するのではなく、今のうちに前向きに取り入れて、次の戦術を策定しておく必要があるのです。まだまだ進捗できない理由は見つければ沢山あるでしょう。
例えば、『銀行のネットバンクを利用していれば預金データのインポートができるが中小零細企業での導入率が低いのでなかなか自動化は進まない』とか『レジをPOSに変えれば現金の動きを自動でインポートできると言うけれどPOSは高くて導入できないよ』など様々な意見があります。しかし、米国では法人のネットバンキングの利用代金も無料になっている事例がありますし(恐らく将来日本も個人だけでなく法人も無料になるでしょう)、レジも無料のクラウド型のテクノロジーも既に多くの商店、店舗で活用されています。

 このように時代は着実に進化していますので、まだまだ経理の自動化は20点、30点だよと言い訳せずに、いずれ100点に近づくのですから今から準備を始めてはどうでしょうか?
 イプシロンでは今春から経理自動化をモデルとした製販分離のセミナーを全国で行います(東京、大阪、札幌など)。是非ともセミナーに参加頂き、最新の戦略、戦術を研究して下さい!


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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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皇居半蔵門に行ってきました。ここは甲州街道の起点となる場所です!

posted by イプシロン |2016年02月29日|at 00:00 | つのわ〜るど

〜後戻りしない製販分離推進のためのポイント〜


効率追求と品質追求の正しい理解

 またまた師走がやってきました。例年同じことを書いているように思いますが、あっという間の一年でした。皆さんのこの1年はいかがでしたか?自分が年を重ねたせいでしょうか、1年経過スピードが毎年毎年早くなっているような気がします。

 さて、製販分離を支援している中で、最近製造責任者が交代したり、リーダが変更になった場合に次のようなケースをよく目にしたり耳にしたりします。

『工程表やチェックリストが細かすぎて見にくいのでわかりやすいようにシンプルにしました!』

 製販分離推進担当者としては事務所の様々な機能の方にわかりやすいように必要な項目を隠したりカットしたりして、元々作成した工程表やチェックリストの見栄えをわかりやすく工夫しているということを私に伝えているのです。且つシンプルな方が業務の効率につながるというのです‥

 元々検討して作成した工程表やチェックリストは、何度ものトライアルを通じて改良されたものであり、1つ1つの項目に重要な意味があって形成されているのです。
もしもこの改訂された工程表やチェックリストを活用して業務を進めたらどんなことになるでしょうか?

 恐らくベテランの方は問題なくこの改良され見やすくなった工程表チェックリスト活用すれば楽になるし見やすくもなるでしょう。しかし一方で新人さんやまだ経験の浅い方は、工程間に潜む業務やチェックリストにない重要なポイントを身落ちしがちで、多くのミス、エラーにつながってしまいます。
そうすると業務のやり直しが発生して結局は効率も品質も落ちてしまうのです。

 自分以外の方が作成したルールやリストなどのツール類はどうしても見にくいですし、ましてや士業事務所のように職人集団では自分作成以外のものは認めない、認めたくないという意識や風土がどうしても払しょく出来ません。

 製販分離で目指すものは、『効率性(生産性)』と『品質』の向上を同時に実現することです。言い換えるならば絶対に工程を逆戻りさせないで、1回で業務が完結する流れを構築することなのです。
そのための仕組、ツールとして工程表や手順書、チェックリストが存在しているのです。

 1回で業務を完結させ、絶対に工程を逆行しないためには安易な工程表、チェックリストの必要項目削除や改変は絶対にしてはならないのです。

 少々見にくくても、使いにくくても、項目が多すぎても、力量が低い方でも工程を逆行しない仕組みを製販分離で構築しているので、その意味をきちんと理解して進めて行く必要があるのです。

一見すると相反する『効率』と『品質』の向上ですが、その本意が分かっていたら必ず同時に向上できるのです。

製販分離で絶対に注意すべきこととは、

・今までの慣れた工程や習慣に戻らないようにすること‥。
・自分の不慣れを言い訳にしないこと‥。
・様々な力量の方が居て組織が成り立っているということを忘れないこと‥。


*イプシロンでは製販分離支援、商品・サービス企画開発、WEBブランディングなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也


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紅葉を見に、日光の茶臼岳に行ってきました。



posted by イプシロン |2015年11月30日|at 07:00 | つのわ〜るど

〜製販分離推進も新規コンサル受注も“デザイン力”で決まる〜


士業事務所に欠けている“見栄え”への配慮

 皆さんが経営上困った際に改善支援を受ける時にはどのような視点で改善の意思決定を行いますか?
会計事務所さんや社労士事務所さんなど、モノではなく、サービスを用いて改題改善提案を行う場合には、その改善方法が目に言えないものですので、恐らく“感じ”“雰囲気”“イメージ”“実績”といったものに左右され意思決定する場合が多いと思います。
サービスと言う、手に取って確認できない、実際に触れて感触を確認できない場合に多くの方が意識するのが見栄えなのです。

 最近聞いた話では、あるコンサルタントはお客様とのやりとりから改善事項を決定するとその内容や改善プロセスを企画デザイン会社にその場からFAXやメールなどで情報発信し、すぐに目に見えるカタチにしてもらい、その場でわかりやすく、見栄えの良い提案をするそうです。しかも単にカタチにするだけでなく、できるだけわかりやすく、きれいなデザインで、カラフルに仕上げるそうです。この提案方式を用いてから、契約率がかなり向上したそうです。

 先ほど記載したように、会計事務所や社労士事務所が提供するノウハウは目で確認したり手で触れることができません。だからこそ見栄えが重要なのです。

 以前から各サービスをパンフレットやチラシにする動きは沢山ありましたが、プロのデザイナーを活用してパンフやチラシを作成するだけでなく、提案書や業務工程表、手順書などもデザイン化していくと業務効果が高いようです。

 特に製販分離している事務所さんはよくご存じだと思いますが、製販分離活動では業務ごとに工程表や手順書を作成します。しかしほとんどの事務所さんでは見栄えまで意識していません。実際に工程表や手順書を活用しようと思ったら、字ばかり、数値ばかりの表では見にくくて利用する気にもならないと思います。そこでデザイン力で活用度をUPするのです。

 所内にデザインのできる方がいなければ前述のコンサルタントのように外注化すれば良いのです。
 製販分離の推進も、新規コンサルの受注も、中期経営計画の浸透も、すべては見やすいデザイン化が勝負です!

 是非とも今後はデザイン力で差をつけてみて下さい!

*イプシロンでは製販分離支援、商品・サービス企画開発、WEBブランディングなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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石垣島で、石垣の固有種の馬に乗りました!
posted by イプシロン |2015年08月30日|at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど

〜お客様が、がんがん増えている事務所の秘密教えます〜


何故?面白いようにお客様が増えるのか…

最近、製販分離の依頼を頂く事務所様の特徴が大きく変わってきました。

以前は圧倒的に多かった製販分離経営導入の理由は、事業承継のための組織作りです。
先代が作り上げてきたお客様、スタッフ、サービスを次世代に承継するのに、平成の世の中に代わって、要求、仕組、ツールなどが変わってしまったために、組織作りを行った上で次世代に渡そうという意図です。

もう1つの大きな理由は、人の出入りが激しくて、引継ぎなどに時間が掛かって、業務の品質や納期が一定にならないので組織を作って業務標準化を推進したいという意図です。

ところが最近、製販分離導入支援をご依頼いただく中で一番多い理由が、営業展開がうまく行きすぎて、製造業務が回らなくてスタッフの残業過多、休日出勤、スタッフの成長に業務が追いつかずミスの連続などが起こっているので組織作りを至急進めたいとの意図です。
ではどの位お客様が増えるのかと言うと、平均で100件?300件です。1年間にですよ!しかもこのような事務所様の特徴は、TOPである所長が30代後半で、開業してから5年以内という方が多いです。
しかも年間平均200件弱増加するので毎日毎日が、営業、採用、教育の日々で、お客様へのサービスの付加価値化どころではありません。おまけにお客様もどんどん増えますが、スタッフもがんがん増えるので、所得はかなりの勢いで減っていきます。また、一人当たり売上高も全国平均の800万円強/一人当たり、にはとても追いつかず、最近の事例では500万円/一人当たりという事例もありました。

そこで製販分離を至急導入して、何とか3年で組織体制を再構築して、顧客が増えても人を増やさずに業務を回せる体制を現在進めています。
しかしながら、この経済状況(アベノミクスだ、なんだ感だと言っても、多くの方の感じ方ではまだまだ経済は再生していないと思います)や競合過多においてよくも毎年平均200件のお客様が増えるな?と感心します。
また、一方でHPを作り直しても、DMを沢山出しても、セミナーの講師を沢山受けても年間20件以内しか増やせない事務所様も多数知っています。では何かそこに大きな違いはないのか?製販分離コンサルとして全国250事務所以上の先生方と情報交換した中での気づきを書いてみたいと思います。

顧客を増やしている事務所の特徴は、

1.TOPの平均年齢が30代後半であること(一番若い方で32〜3歳、一番年輩で43歳)
2.開業して5年前後
3.毎年必ず新卒を採用していること
4.所内で特に業務上のリーダになる方はおらず、数名の経験者のやり方を教わって、昭和のやり方で業務対応している
5.IT化が非常に遅れている(書類の電子化、情報共有のクラウド化など)
6.営業専任者を設置している
7.営業に関しては深夜でも土日でも先方に出向いている
8.常にDM、メール、FAXでの情報発信をやり続けている
9.WEBに関しては年間、数百万円の投資を行っている
10.常に他の事務所の見学に出向いて、良い部分があれば躊躇なく取り入れている
11.営業専任者だけでなく、常にTOP営業を行っている
12.給与や休日よりも、TOPのカリスマ性だけでスタッフがついてきている
13.TOPが頼りにしている女性スタッフ(片腕、参謀)がいる
14.他者からのアドバイスに対して疑うことをせず、まずは真摯に実行している
15.どちらかかと言うと職場は男性よりも女性が多い(既婚者)
16.税務サービスと会計・給与(代行)サービスを分離した営業展開を行っている
17.MASや資産税などにも営業の輪を広げるというよりも、基幹業務に専念した営業を行っている
18.実は安くは価格提示・契約しない(イメージでは安く見せるが、実際の契約は、いわゆる顧問料程度になっている)
19.営業のツールがキット化されている
20.営業段階で断る勇気を持っている

以上のような感じですが、何か特別なことをしているわけではないようです。敢えていると、営業場面での女性の積極的活用、営業の専任化、税務と会計を切り離して営業している、営業したいコンテンツを絞り込んでいる、販促費に関しては少なくとも売価の7%以上は使っている点が気になるところでしょうか。

皆さんの事務所と比べていかがですか?あと重要な項目としては、圧倒的にTOP自身が、税務や会計よりも営業が好きという傾向があるようです。
同業者過多で中小企業数も減少していくという市場環境を考えると、顧客を増加させるのは非常に困難なようですが、実際に毎年毎年200件以上も増やしている状況を目の当たりにすると、いかに税理士、社労士など士業の方は真剣に営業特化していないのだなと感じます。今回のヒントを参考に是非とも営業標準化も検討してみて下さい。

実は製販分離の仕上げの項目が2つあります。1つはキャリアルート作りと評価制度の再構築です。もう1つが営業の標準化なのです。


*イプシロンでは製販分離支援、商品・サービス企画開発、WEBブランディングなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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アイクスグループ石垣島支店の視察で訪れた、石垣島川平湾の風景です。

posted by イプシロン |2015年05月29日|at 00:00 | つのわ〜るど

〜がんばっているように見えて生産性を落とす罠!〜


***依存症の恐ろしさ

依存症と言うと、一昔前だとアルコール依存症やギャンブル依存症などありましたが、最近やたらと目につくのが『ゲーム依存症』です。あなたの周りにゲーム依存症の方はおりませんか?

 昭和の時代に通勤ラッシュでよく目にしたのが、朝刊を小さく折りたたんで満員電車の中で必死に情報を得ようとする風景でした。もちろん多くはおじさんたちでしたが中にはキャリアウーマン(言い方がかなり古いですが‥)風のお姉さんたちも一所懸命に朝刊を読んでいたものでした。

 ところがいつからかわかりませんが、朝刊が携帯になり、最近ではスマホで情報収集している光景が一般的になっています。世の中進歩したな〜と思っていたのですが、最近スマホやタブレットをいじっている方の画面を覗き込むと、実は新聞記事や経済情報ではなく多くの方が満員電車でLINEやメールをしているのです。LINEやメールはまだ良い方で、かなり多くの確率で、通勤時、しかも満員電車でゲームを楽しんでいる方が沢山いるのです。子供さんや学生さんならばわかりますが、かなりの年輩(恐らく管理職‥)、若いOLの方、営業マンの方などなど必死でゲームをしながら通勤しているのです。

 通勤だけでなく出張の際の新幹線でも、飛行機の中でも(最近では電波を発しないモード=機内モードで利用できます)、どこでもゲーム依存症の方が我を忘れてゲームに勤しんでいるのです。

 ゲームを行うこと自体は問題ではありません。しかし想像するに、恐らくゲーム依存症の方は明けても暮れてもゲーム第一でしょうから(それが証拠に電車にのればゲーム、昼休みになればゲーム、夜同僚との飲み会を断ってでもゲーム‥)全体の生産性はかなり低いと思われます。ITの進化で、何時でも、何処でも、誰とでもという利便性はかなり高まりましたが、ITを活用し楽になるべき人間の進化が全く進んでいない、いや逆に退化しているのでは?と感じる毎日です。

 パソコンやタブレットやスマホに向かって指を動かしていれば仕事をしているように見えますが本当に生産性に寄与しているのか?企業においては各人の成果を可視化する必要が出てきました。アルコール依存症やギャンブル依存症を改善しようとすれば時間も掛かるし、何よりも改善できる環境に身を置かなければなりません。同じようにゲーム依存症を改善するためにも、数か月間スマホやパソコンやタブレットから隔離して、新聞や本や人とのコミュニケーションを通じて情報を得るという訓練を行うことが本当に必要な時代になってきたのかもしれません。

 皆さんの会社にゲーム依存症の方はおりませんか?人間の本当の進化とは何か?を常に考えながらツールを活用していくというスタンスを忘れないで下さい。いくらIT力が進化しても人間の本質や人間がやるべきことだけは忘れないように‥それが現代のビジネスのテーマであり、最高の付加価値だと感じます。
 
 製販分離の推進において『IT力』の進化は絶対条件ですが、決してゲーム依存症の方が進めるIT力ではなく、アナログでも良いので人間主体の健全なIT力の進化を進めて行くようにしましょう!ITに支配されるのではなくITを活用すること。


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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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長野県の駒ヶ岳に登りました!ロープウェイで

posted by イプシロン |2015年03月02日|at 06:29 | つのわ〜るど

四つのお願い


50歳以上の方が、四つのお願い、と聞くと、恐らくちあきなおみさんのヒット曲を思い出される方が多いと思います。

昭和の良き名曲ですが、今回は歌謡曲の話をする訳ではありません。

私が製販分離推進支援の際に口酸っぱく申し上げている四つのお願いについてお話しします。
製販分離成功のための四つのお願いとは…

1.業務工程の見直しのお願い(ちょっと先の効率、品質向上できる工程への見直し)
2.業務遂行における各人の役割の見直しのお願い
3.業務実践における方法論、手段の見直しのお願い

です。

この三つの改善こそが製販分離の真髄です。

そして、組織としてこの改善を進める上で最も重要なことは人財です。
人財の適材配置を行って組織目標を達成するために必要な最後のお願い。それは、
4.人財評価の見直しのお願い

なのです。

この四つのお願いを理解、意識、共有して改善を進めることが製販分離の鍵です!

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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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平塚から中原街道をウオーキングしてたら随所に湘南クッキーの自販機がありました!

posted by イプシロン |2014年12月01日|at 08:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど

〜できない理由よりもできる方法を探せ!〜


権利と義務  自由と責任

 最近の日本列島の気候は昔と比較すると大きく変わってしまいました。美しい四季があるわが日本ではなく、乾季と雨季の、二季の日本となってしまったようです。

 今夏も台風・突風、雹、大雨、土砂崩れ、雷などなど日本全国で大きな被害が出ました。それらのニュース報道を見ていて気になるのが、行政による避難勧告や避難注意の遅れの指摘です。必ず死傷者が出ると行政対応の遅れと報道各社は一方的に非難をしますが、死傷者が出てしまう本質は本当にその点でしょうか?

 避難勧告や注意の遅れが原因との指摘がありながら一方で、実際に避難勧告や注意が出た場合に、実際に行動に移した方の割合は何と10%にも満たないそうです。
と言うことは行政の指示が遅いだけでなく行政の指示に従わない場合も数多くあるのです。
当然このような報道が続けば、行政はとりあえずなんでもかんでも避難勧告や注意を出しておこうかという安易な方向に走り出す可能性もありますし、報道を受ける側としては、勧告がでても自分だけは大丈夫という安易な気持ちがあり行動しないので、結局のところ根本的な問題解決にはつながらないと思います。

 ではどうしたら良いか?結局は自己判断、自己責任で行動するしかないのです。行政が言うから非難するのではなく、様々な情報を収集・集約して、非難するのかそこに留まるのか?1階が良いのか2階が良いのか?車が良いのか?徒歩が良いのか?などなど、全ては自己判断に委ねるしかないと思います。
 
 結果的に被害にあわれた方は本当にお気の毒ですが、行政に責任転嫁したところで結局何も問題解決しないことは言うまでもないと思います。早期に自己判断、自己責任で行動を起こしていれば良かったのです。他者に責任を転嫁することよりも、自身に本当に問題がなかったのか?何度も何度も自身に問うてみることが必要だと感じます。

 最近の風潮で、何か問題、トラブルが起こると全て自身ではなく他者のせいにするような傾向があると強く感じます。これも欧米化してきている要因でしょうか?私も長年中小企業の現場改善に携わっておりますが、コンサルの現場でもこのような風潮が一般化している感じがあります。『うまく行かないのは全て自分以外の要件があるのだ』=すなわち、経営者が悪い!同僚が悪い!システムが悪い!規則がおかしい!残業が多すぎる!給料が安い!休みが取れない!会社の戦略が間違っている!‥‥
 できない理由をあげたらキリがありません。できない理由をいくら沢山ならべても、恐らく一生できるようにはならないでしょう。
早く改善を進めたい!効果を出したい!良い人生を送りたい!と心から願うならば、できない理由ではなく、できる方法を考えましょう!その為には自身をわきまえることが重要です。なんでもかんでもすぐに主張するのでなく、義務を果たして初めて権利を主張する!責任を全うして自由を求める!ことを肝に銘じるべきです。
 会社も家庭も良い方向にもって行きたいならば、まずは他者を語る前に自分を素直に見直すこと!できない理由を語るよりもできる方法を探すこと!結果を要求するまえに辛抱すること!
 ちょっとした志向の転換で成功を引き寄せることができると思います。だから諦めずにがんばりましょう!絶対良い日が来ますよ。

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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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長崎の中華街に行きました。どの店も21:00で閉店してしまう寂しい場所でした‥





posted by イプシロン |2014年08月29日|at 12:00 | つのわ〜るど

〜製販分離成功のカギを握る”製造捌き“の役割〜


会計事務所における真の管理者の役割とは

昨年11月末から忙しかった会計事務所の業務も一息のころでしょうか?例年のこととは言えお疲れ様でした。来年はこうしよう!ああしよう!と今は様々な改善策が頭を過っているのでしょうが結局来年もまた改善できず‥ということにならないように今夏のうちに準備を進めておきましょう!

さて、製販分離における製造部門の再構築において非常に重要な役割となるのが”製造の捌き“の役割です。従来多くの事務所では製造の業務コントロールや品質の最終確認は製造外(いわゆる巡回担当者)の方が行ってきましたが、その役割を将来も継続していくと以下の大きな問題が生じます。

1.内部作業者が当該顧問先の処理を行っている際に不明点があっても巡回担当者が外に出てしまっておりすぐに解決できない→手待ちが生じてしまう

2.内部処理者が複数の処理業務が回ってきた場合に優先順位が付けられない→業務コントロール者がいない→無管理

3.最終チェックをして試算表や決算書が仕上がるが、最終チェック者が外に出てしまっており、タイムリーにチェックを行わないために工程が止まってしまう!

そこで製販分離を推進する中では、業務のコントロールと品質のチェックを製造外(巡回担当者)から奪って、新たに”製造捌き“という役割を設置する必要があるのです。
製造捌きの主な役割は以下の点です。

1.回収資料やデータの精査と補修
2.回収漏れや不明の確認と補修
3.処理者(作業者)の不明点の解決や処理の指示
4.工程における最終チェック(税務チェックや出来栄えチェックなど)
5.業務のコントロール(一番適切な方に業務を振り分けたり、個々の顧客の業務の進捗確認を行う

製造捌きは製造工程の中で以上の役割を担いますが、当然大きな事務所では上記の内容を細分化して複数の方で捌きを行い、少数精鋭の事務所では一人で上記複数の役割を担うということになります。
会計事務所の現場の方と話をしていると、『角田さん、今回課長になったのですが何をしたら良いのですか?』『今度所長から管理者をしてくれと言われましたが、具体的な業務イメージが取れません』といった悩みを受けます。
ずばり!会計事務所における管理者の役割は(多くは)製造捌きの役割を指すのです。
この製造捌きの方の働きで、業務が効率的に回るか?品質は向上できるか?適材適所で業務をこなせているか?といった、生産性と品質向上に大きく影響する結果につながるのです。
しかしながら多くの事務所では上記のような役割をこなす課長さんや部長さんはほとんどいません。名刺に課長や部長と書いてあるだけで、実際には入社3年目の方、10年目の方と全く同じ仕事をしているのが現状のようです。
組織として業務を進めるためには真の管理者設置は必須です!
是非とも製造捌きの役割の定義を明確に行って、管理者の設置、育成を行いましょう!

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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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この度愛車を変えました。ORBEAになりました。
posted by イプシロン |2014年05月25日|at 15:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど

〜製販分離の成功を左右する中期目標策定の仕方〜


スタッフのやる気度がUPする中期目標になっていますか?

会計事務所の皆様におかれましては一番の繁忙時期と存じます。今年は大雪が降ったり、急に暖かい日になったりと体調面では非常に厳しい早春となっていますが十分お体の管理には御注意下さい。以前は、私は確定申告時期が完全オフで十分な休暇も取れたのですが、最近では期限ぎりぎりまで確定申告を行う方が減ったのか、2月15日から3月15日の間でも個別支援が入っており思うような休暇も取れずじまいです。それでも何とか日程を調整して、秘湯で1年間の疲れを取っております!

さて、【製販分離】支援もかなりの件数をこなすようになってきて、最近特に依頼が多いのが、事務所の中期目標策定のお手伝いです。
【製販分離】とはあくまでも事務所の目標達成の為の手段であり、その目標自体の設定やスケジュール構築の支援も行っております。
目標設定支援を繰り返し行ううちに気付いた点、注意すべき点、スタッフのモチベーションがあがる目標設定のポイントなど今回はお伝えします。是非とも貴事務所の中期目標設定とも比較してみて下さい。

1.目標は客観的目標になっているか?

⇒単に目標を設定すれば良いというものではありません。各自の頭の中で想像することはバラバラです。ベクトルを合わせると言うことは、このバラバラをできる限り一緒のイメージに持って行くということです。そのためにベクトルを合わせやすい目標は客観的目標なのです。感覚的なもの、主体的なものでは今の若い方はついてきてくれません。

2.目標達成した後の業務体制の整備は予め考えられているか?

⇒客観的目標の代表格は【数値目標】ですが、数値目標を達成すると言うことは、その分だけの業務を誰かがこなすということです。スタッフの皆さんは数値目標の達成よりも誰がこなすか、どのようにこなすか、どこでこなすかと言う方に目が向きがちです。実際に現場業務を“回す”という視点で目標設定を検討し、不安を与えるような目標設定は避けましょう!

3.業務をこなす為のフォーメーション(組織と機能図)が明確になっているか?

⇒恐らく従来の仕事の仕方で中期数値目標を達成しても大きな利益を上げることは困難になります。そのためにも製販分離を進めて、分業推進⇒業務遂行手法の見直し⇒効率性と効果性の追求を求めることが必要です。そうなると従来の組織、機能では仕事は回らなくなります。そのためにも中期目標を達成した後の組織・機能図も発表して共有しておくことが重要です。

4.中期目標達成後のキャリアルートマップの明示

⇒同じ業務を数十年も継続して行いたい企業、個人の場合は別として、通常は中期目標を達成しながら組織や個人は“進化”して行きます。当然進化の先に自分はどうなる!若しくはどうなりたい!という明確なキャリアルートマップを用意しておかないと人財が所外に流出してしまう危険性が出てきます。若い世代が事務所の発展に継続的に寄与して頂くためにもキャリアルートマップは必要不可欠なツールです。中期目標設定と合わせてキャリアルートマップを策定しておきましょう!

5.中期目標に経営者の夢ではなく、組織の夢が書いてありますか?

⇒中期目標を取りまとめて行くうちにいつも気になるのが経営者の夢のまとめです。確かに中小企業においては組織の夢=経営者の夢に近い所がありますが、実際にその夢の実現に協力してくれるのが所員、社員の皆さんです。つまりあくまで個人の夢を中期目標に描いたとしても(経営者が思うほど)現場のスタッフのモチベーションは上がっていません。逆に経営者の夢を達成するために、さらなる残業、休日出勤、勉強を強いられると考え、モチベーションダウンになってしまう方もいます。

製販分離を進める上で重要な中期目標は、経営者の夢を描くだけでなく、その目標が達成できたときのスタッフの夢(メリット、効果、達成感など)の実現を前面に出して、目標共有を図る必要があるのです。
経営者の自己満足の夢を何の見返りもなくサポートしてくれるスタッフなど数少ないのです。同じ夢を見ることができれば良いのですが、経営者と従業員の間には大きな溝があるのも事実です。だからこそ経営者は“組織の夢”を描いて、共有して、実践して、社員と共に進捗度を継続的に図る必要があるのです。

1.客観的目標⇒2.業務遂行における役割の明確化⇒3.組織・機能図の明確化⇒4.キャリアルートの明確化⇒5.製販分離の推進で適切なスタッフ評価を行う そのためにも目標達成のおけるメリットをわかりやすく、明確に文章に落とし込んで発表してあげて下さい。それだけで製販分離完成に向けたスピードはあがりますよ!


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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也


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写真は、秋田県の乳頭温泉郷 蟹場温泉に行ってきました.

posted by イプシロン |2014年02月28日|at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど

製販分離と分業の違い


最近日本全国で製販分離セミナー講師をしていると

・うちの事務所も製販分離しているが生産性改善できない
・効率があがらない

などの声を聞きます。

よくよくお話をお聞きするとどうもそのような方は製販分離ではなく、単なる仕事の分業をしているだけの方が多いようです。

そもそも製販分離と分業では目指すものも異なりますしアプローチの仕方も違います。

分業は業務を各工程に分けて担当する方を変更してその業務自体の処理をおこなうものです。

一番多い例が、入力業務をパートさんに任せている場合などこれに当たります。分業は今に始まったことではなくかなり昔から行われています。
分業レベルでの効果は、工程の一部コストが下がる程度でさほど生産性改善にも品質向上にも繋がりません。

一方製販分離では同じように業務を工程に分け、さらに役割の見直しを行い、生産性改善と品質向上のために工程おける業務進捗の方法論までも改善して行こうというものです。

従って単に入力を任せるとか製本を任せるとかいうものではなく、入力の役割や方法論までも見直しを行い、効果測定を行い、さらに継続的に改善を進めることを言います。
従って製販分離活動には永久に終わりはなく、組織として成長し続けることを目標とする限り続くのです。

コンセプトの正しい理解は非常に重要です。

一所懸命やっているのに上手くいかない、成果が出ない!という場合にはコンセプトがきちんと組織全体で理解されていない場合が多いです。

今更ながら製販分離と分業のチェックを行いましょう。


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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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神奈川県伊勢原の大山山頂まで行きました



posted by イプシロン |2013年12月01日|at 20:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど

士業事務所の製販分離を成功させるコツ!教えます


プロセスアプローチの正しい理解と実践

 暑かった夏もそろそろ終わりですね。うれしい半面夏が過ぎ去っていく一抹の寂しさも感じる今日この頃です。さて、今年のイプシロン特別企画 事務所見学研修(10月11日(金) アイクス税理士法人山陰支店様(鳥取県米子市))も40名以上の参加見込まれ盛況になりそうです。参加希望の皆様はどうぞお早めに。

 さて、当社が15年前から進めてきた【製販分離】も会計業界では一般用語のようになり、先生方との会話でも不通に出て位に普及してきました。
 しかしながら本質的な理解はまだまだなされていないようで、単に仕事を工程ごとに分解して、担当する人を割り付けて、予め決められた手順、マニュアル通りにこなしていく‥これを製販分離を定義づけるような傾向があるようです。
 確かに過去はこの考え方で良かったのです。昭和の時代のプロダクトアウトの世界ではこの方程式を忠実に守ることこそが品質の維持だったのです。私たちがカイゼンのバイブルとしているISO9001マネジメントシステムでの定義もかつては上記の通りでした。

 しかし時代要求は複雑多様化して、決められた手順を決められた方が割振りの中で坦々と仕事をこなして行くというやり方では通用しなくなり、ISO9001ではこの品質維持の上に、さらに顧客満足の向上も見据えたものにした方が良いという考え方が出てきました。つまりマーケットインの発想ですね。
 私が普段行っているビジネスと言うのはプロセス(工程)の連続性であります。
1つのインプット情報が新たなアウトプットを生み出し、そのアウトプットがまた新たなインプット情報になる‥という具合に連続したプロセスが成果物やサービスを生み出しています。

   A         B          C        D
Input → Output/Input → Output/Input → Output/Input → ‥‥

という具合です。

通常私たちは上記のAやBの部分を工程と呼んでおり、成果物ができて行くプロセスの過程で仕事の段取りが変わったり、作業すべき人が変わったりする部分となります。
先ほど指摘した通りに従来の考えでは、このAやBをこなし品質の維持をしていく前提は手順書やマニュアルの徹底した順守で良かったのですが、日々変化する今の時代においては顧客の期待・要求に対応できるように各工程に付加価値を見出して、その付加価値が顧客の期待通りになっているのかをプロセスも併せて検証しなさいというように変化しているのです。

   A         B          C        D
Input → Output/Input → Output/Input → Output/Input → ‥‥
  付加価値      付加価値      付加価値      付加価値

製販分離の支援を進めて行く中でまだまだ誤解が多いのが、過去の時代のカイゼン方式を取っていることです。私が今の時代に進めるべきは顧客満足を向上させるために各工程に対して一定の付加価値(目標)を設定して、プロセス全体の設計見直しを行うことが必要になるのです。

この15年間で200件以上の士業事務所の製販分離/カイゼン支援を実施してきて、会計業界だけが“昭和”の時代の仕事の進め方や価値から全然深化していないことに気づきます。今こそこの“プロセスアプローチ”の考え方が重要になるのです。

 ちなみに工程における付加価値の意味がわかりませんという声を多く頂くので具体的例を挙げて説明します。

まず、顧客期待・要求として【早く成果物が欲しい】という状態の際に、会計事務所の月次業務を例に取ると、最初の工程に出てくるのが『回収』という工程です。上記図のAに当たります。何度も言うように従来の考え方では予め決められた手順をこなして行けば良かったのですが、今はそこに顧客満足向上を実現するために付加価値を実現させることが必要なのです。それでは上記の顧客期待に応えられる付加価値とは何でしょうか?
それは‥、例えば回収の時間を短縮させる(時短と言う付加価値)、回収の方法を改善する(回収コストの低減という付加価値)、回収する方の見直しを行う(人件費の見直しという付加価値)など沢山出てきます。このような様々な付加価値実現の工程見直しを継続的に行って、継続的に効果性の検証を行うこと=プロセスアプローチ/マネジメント=製販分離なのです。

 文字にすると少々難しいように思いますが、製販分離はあくまでも生産性の向上と顧客満足の向上を同時に実現するマネジメントカイゼン手法なのです。
単に手順書やマニュアルを作って仕事をパートさんや派遣の方に割り振って量を尾kなすというものではないのです。
製販分離を推進されている方は再度基本に戻って、製販分離が目指すものは何か?製販分離をすることによってお客様も所長もスタッフもどのように良くなっていくのかを再度確認することをお勧めします。
その際に是非とも上記のプロセスアプローチの考えを徹底して浸透させて下さい。

最後に‥、もうお気づきだと思いますが上記を継続し改善し続けること=製販分離なので、製販分離には一生完成や終わりはないのです。その組織体がビジネスを継続する限り製販分離の活動を続いて行くのです!

 50年、100年、200年と続く企業は上記の論理性を正しく理解しなくとも無意識の中で継続的改善と新たな付加価値の追求(顧客満足を充足できるための)を行ってきたのです。だからこそ長く行き残る企業のビジネスプロセスは進化/深化し続けているのです。伝統とは決められたことを決められた通りに守ることではなく、新たな付加価値創造へのチャレンジだということを忘れてはいけません!

是非とも製販分離というマネジメント手法を活用して30年、50年、100年続く企業になって行きましょう!


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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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野県伊那市の0地場に行って癒されてきました!
posted by イプシロン |2013年08月30日|at 09:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど

マニュアルや手順書だけでは引き継げないノウハウ・スキル



式年遷宮と技術伝承・承継

イプシロン設立以来、日本中の支援事務所が一堂に会してノウハウの交換を行う、イプシロン特別企画 事務所見学研修が今年も予定されています。今年は10月11日(金)にアイクス税理士法人山陰支店様(鳥取県米子市)にて開催されます。

 そこで早速第1回目の打ち合わせをすべく5月10日(金)に米子へ出張に行きました。5月10日と言えばゴールデンウィーク明けで比較的空いていると思いきや、飛行機は満席、ホテルも一杯、しかも機種まで変更されていました。一体何が起きたのかと新聞を読むと、ちょうどこの5月10日に出雲大社の60年に一度の遷宮の遷座祭のスタート日だったのです。確かに飛行機の中も、経団連会長や見たことのある国会議員など数多く搭乗していました。米子は出雲からは車で1時間30分程度離れていますが、恐らく出雲空港やその周辺のホテルが一杯だったので人が流れてきたのでしょう。

 実はもっと有名な遷宮が今年あります。それは伊勢神宮の式年遷宮です(ご存知と思いますが‥式年遷宮とは一定期間で社殿を作りかえることを言います。ちなみに前述の出雲大社の遷宮では社殿の建て替えをしたのではなく、補修、修理を行っていました)。
伊勢神宮は実に62回目の式年遷宮と言いますから、62回×20年=1240年もの長きに渡り行われてきた行事です(但し、室町時代後期の戦乱で124年実施できなかった時代があるので、実質は1300年超になります)。

 皆さんはこの遷宮の目的をご存知ですか?ちょうど出雲大社の60年の一度の行事に当たったので何かの縁と感じていくつかの書物で調べてみました。すると様々な理由があるようです。例えば、弥生式の建築様式は老朽化が早く耐用年数が短いので20年に一度建て替える必要があるとか、神道特有の宗教感で神の新たな生命のよみがえりの為には定期的に一新する必要があるとか、新嘗祭に保存される穀物類の保存期間が20年であるとか書いてありました。
 一番なるほどと思う理由は、【建替えの技術の伝承を行うためには、当時の寿命や実働年数から考えて、20年間隔が適当とされたため。建築を実際に担う大工は、10歳代から20歳代で見習いと下働き、30歳代から40歳代で中堅から棟梁となり、50歳代以上は後見となる。このため、20年に一度の遷宮であれば、少なくとも2度は遷宮に携わることができ、2度の遷宮を経験すれば技術の伝承を行うことができるため】としたものでした(Wikipediaより)。

 何かこの文書を読んでいて、製販分離以前の会計事務所の教育訓練を想像してしまいました。昔の職人さんはそのノウハウ自体が自身の宝物であり、場合によっては一子相伝クラスのノウハウやスキルもあったからです。
神道の行事としてこのような神事を伝承していくことは文化的にも非常に価値があることですが、一方においてビジネスで見たら時代に合わなくなってきている部分が多々あれば是正するのは当然です。当社で進めている【製販分離経営】は、手順書/指示書/チェックリスト/カルテなどを活用して製造部分の作業を誰でもできるように分業していく方策を取っています。全国で多くの成功事例も出てきています。恐らく今後はさらに多くの士業事務所で採用されていくことになるでしょう。

 しかし一方でどうしても手順書や指示書などで引き継げない仕事もあるのも事実です。
【製販分離】と言うと全てのことをマニュアル通りに行って、同じ品質、同じ結果を追求するように思われがちですが、特に“販”(サービス提供)においては俗人性が多くの部分で残ってしまいます。逆にこの部分を誰でもできるようすることは価値の低下につながり、付加価値業務を非付加価値業務にしてしまいます。本来、俗人性が高く、高報酬を得ているサービスが標準化できてしまうことはあり得ず、仮にできてしまったら本来それは高付加価値業務ではなかったことになります。
 ここでポイントは、何が高付加価値業務で、何が標準化して分業化すべき業務なのかを認識することです。
プロが提供する“サービス”に関しては、恐らく真似はできても全く同じものは作りだせないでしょう。だからこそ価値があるのです。
だからと言って教育訓練やノウハウの引き継ぎをしない訳でありません。そのやり方を工夫すべきです。何故か“製”についてはOJTを行いますが“販”については行われません。今後俗人的サービスの価値を高め、一人でも多くのプロを育てたいならば是非とも以下の訓練・機会にチャレンジする必要があります。

 1.定期的OJTの繰り返し(式年遷宮で勉強させてもらいました)
 2.体で覚える(見る/聞く/触る/心の奥で感じる/真似する)(これも同様ですね)
 3.一回で止めないで継続すること(これも同様ですね)
 4.古い体質、やり方を見直す機会を定期的に作る(これも同様ですね)
 5.そして最後に、引き継ぐ人も引き継がれる人も、そのサービスの価値をきちんと認識することです
   (価値の引き継ぎ⇒決して安売りなどするべきものでないことを‥)

 1300年会社が続くかどうかは別にして、標準化/マニュアル化/分業化できない部分の継承も組織の重要事項として支援していくことを改めて感じる機会になりました。

 また、10月11日のアイクス山陰支店見学研修参加希望の方はお早めに交通・宿泊の手配をお済ませ下さい。60年に一度の遷座際に合わせて、10月は出雲地方では神在月となり非常に混雑が予想されるためです。恐らく60年に一度では、多くの方が生きている間に体験できないでしょうから事務所視察とともに参拝なされてはいかがですか?


*イプシロンでは業務標準化、サービス企画開発、情報セキュリティ管理対応策、WEBブランディングなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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久しぶりに鳥取砂丘に行きました。
posted by イプシロン |2013年05月31日|at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど

製販分離で事務所の生産性改善を実現するコツ


事務所を組織化するに際して必要な部署とは!

最近特に全国の事務所の支援を通じて感じていることは『この1年半の間に大きく様相が変わってしまったということです』。えつ、一体何が変わったかのかって?
それは、事務所に求められるもの、事務所のあり方、仕事の進め方、価格、コミュニケーションの方法‥様々です。私は年間数百と言う事務所を訪問するので客観的に変化が見えますが、所内だけを見ていて、目崎だけ見ている方にはおそらくこの大きな変化は感じられないと思います。
 
変化している事務所の共通点は何か?それは規模の大小を問わず『真の組織化を目指していること』です。本来企業はその規模が大きくなるに従って分業が進んで、その業務のスペシャリストが派生して出てくるのが通常のパターンです。しかし士業事務所ではほぼお横並びで、3年目の方も、10年目の方も、25年目の方も同じ仕事を自分の好きなように実施しています。組織を構成する上で重要な仕事、例えば営業、総務、庶務、アフタフォローなどは事務所の生産性が低すぎて専任者を設置できません。従って所員は一人5役も6役もこなし、逆に生産性を阻害する結果に陥ります。これから10年、20年を見据えた事務所様の改革は真の組織化をすることですので、これらの機能に先行投資をしてでも創り上げて行く‥これをここ1年半くらいで進めているのが大きな変化なのです。皆様の事務所では組織作りを進めていますか?目先の試算表提供や決算・申告に追われていませんか?変革を努力しない企業や人は確実に衰退していきます。

 それでは士業事務所として先行投資してまでも設置しなければならない部署、機能とは何でしょうか?
まずはIT部隊の設置です。士業事務所、特に会計事務所は情報加工産業(情報製造業)です。過去人間が実施してきたプロセスをIT化していかないと効率化は進みません。しかしながら自分たちの道具の選定、運用、メンテナンスまでほぼメーカー依存で実施してきました。その結果、メーカーに都合の良いIT化戦略になって、効率化、付加価値化につながるIT化は実現できないままでいます。その改善の為にもITの専門部隊の設置が不可欠なのです。もちろんこの方たちは、確定申告も決算も年末調整も行わない専門家です。今のうちにIT専門家の採用、教育、評価を整備しておく必要があります。但し、この分野は余りにもスピードが速いので常に若い発想、動きを持った方が必要になります。士業事務所が生き残っていく上で確実に必要な部署です。

 次に必要な部署は営業部隊です。月次顧問、税務顧問という曖昧な制度が崩壊して、IT化が進展する中で毎月、毎決算でのお客様との絡み方が変化していく中で、いわゆる『顧問』の価格が低下してきています。これもここ1年半で20〜30%は落ちているようです。残念ながら従来の仕事の仕方、サービスの提供を継続していればこの価値の低下は避けて通れず、売上高を維持、向上させるためには『顧問料』=『安定した定額ビジネス』の良さを残しながらも『スポット』=『不特定多数への新規営業ビジネス』を積極的に取り入れて行く必要があります。このスキームを成功させるためにも営業部隊は必須なのです。もちろんそれ以前に製販分離の推進によって、新規営業を活性しても製造現場がきちんと計画的に回る仕組みを作り上げておくことは言うまでもありませんが、戦略的に営業を仕掛けていない事務所さんではとりあえず営業を進めて、受注後に誰がこなすのか?いつこなすのか?いくらでこなすのか?でもめるパターンが多いようです。営業部隊設置も重要ですが、前提条件として製販分離を進めておきましょう。

 そして意外と重要視されてはいませんが事務所の戦略上重要なのが総務部門の充実です。しかし総務部門と言っても、総務、庶務、人事、経理、企画、秘書室など多岐に渡ります。本来は総務・庶務・秘書室・企画と経理と人事労務は3つに区分した方が良いでしょうが、50名に満たない場合には一人2役や3役を行うことになると思います。が、必ず必要な部署です。

生産性の悪い事務所の特徴は、現場を担当する製造部門やサービス部門が総務や庶務を兼務していることです。生産性を向上させたいならば逆に現場に電話を取らせたり、コピーを依頼したり、請求書発行をさせてはまずいのです。総務とは企業の経営管理の要です。専任化することでTOPが目標にする組織作りが完成するのです。

 正直、改善支援を行っていて感じることは、本当にたいへんな時代に突入したなということです。おそらくこの5年以内でこれから先の雌雄が決すると思います。様々な障害はあるでしょうが、自身が抵抗勢力にならずに改善を推し進めて参りましょう!


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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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東神奈川近くにある浦島寺で浦島太郎のお父さんのお墓を見つけました!



posted by イプシロン |2013年03月04日|at 14:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど

常識にとらわれるとカイゼンは進まない!


〜カイゼンを阻害する昭和人の常識〜

 最近は製販分離(分業)の支援依頼が非常に多くなってきました。正直もうこれ以上時間が調整できない!というところまで来ています。数多くの支援を通じて、同じように改善に取り組んでいてもかなりのスピード差があることに気づきます。その差とは一体何なのか?について解説したいと思います。実はこれから解説することは多くの会社、部署、人が意識せずに行っていることで、それを解決したら様々に存在する課題の解決は早いのです。

 答えから申し上げるとその“差”とは過去の常識のことなのです。カイゼンとはこれからの将来作りをする上で現在実施している活動のことで、過去の延長線上をそのまま引き継いで行う活動ではありません。どちからというと“非常識”の視点で進めなければならないことなのです。

 しかし私たちは非常識の世界よりも、過去から経験、体験してきた常識の中で物事を考え、まとめようとする傾向があります。楽だからです。経験も体験もしたことがない、未知の世界に踏み込むよりも、今まで慣れてきた、知っている世界にとどまろうとするのです。しかしそこを突破しないとカイゼンはできないのです。
(全員というわけではありませんが‥)カイゼンの阻害要因になっているのが過去の成功体験をたくさんして知っている“昭和人”なのです。

例えばこんな事例がありました。
行きつけの札幌のホテルのフロントでの会話です。

私 →『すいませんが今回は禁煙室ですか?』
フロント →『いいえ。特にご指定がなかったので喫煙室ですが』
私 →『それでは変更してもらえないでしょうか?』
フロント →(暫く部屋を探して‥)『それではお部屋が御用意できました』

皆さんは上記のやりとりで何を感じましたか?私は次のように感じ、指摘をしました。
それは、現代では明らかに禁煙者の方が多く、社会のマジョリティとなっています。
昭和の時代は老若男女問わず喫煙が当たり前でしたが、健康志向、タバコの値上げなどで圧倒的に現代は禁煙者が多いのです。にも関わらず特別に指定がない場合のスタンダードな部屋が『喫煙室』なのです。ホテルフロントの常識と社会の常識がアンバランスになっているのです。

実は既に多くのホテルでは、スタンダードが禁煙室で、要望があれば喫煙室に変更と言うように変化しているのです。残念ながらこのホテルでは社会の変化を察知できず、対応もできず、カイゼンも進んでいないのだろうなという印象を受けました。

世の中は、スマートフォン、タブレット、クラウドなどツールに関してはどんどん便利になっていっています。しかし様々な業務の現場を見ると、仕事の進め方ややり方自体は“昭和”のままなのです。これではいかに優れたツールを導入、採用しても大きな効果はでないですよね。
あなたの職場でもカイゼンを推進して大きな効果を得たいのならば便利になったツールの選択、選定よりも、実際の仕事の進め方や人の動き方が“平成”バージョンになっているか確認してみて下さい。
過去沢山の成功をしてきた”昭和人”が大きな阻害要因になっていないか‥再度確認してみて下さい!
モノのカイゼンよりもヒトのカイゼン(特に動き方)を進めることが重要なのです‥

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イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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うどん県観光大使?!

posted by イプシロン |2012年12月01日|at 15:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど

士業事務所の価格表作成のコツ


〜何故か作らない?作れない?作りたがらない?〜
士業事務所の価格表作成のコツ

 製販分離経営導入支援を本格的に開始して早6年になります。ようやく、実施事務所、トライアル事務所が出てきて、その効果性の高さを再確認しています。
 しかし、製造部門は着々と製販分離(分業)が進んでいくのですが、販売部門(サービス部門)のインフラ整備がどちらの事務所様も遅れている状況です。
 販売部門が高付加価値化サービスの提供を目指してまず初めにすべきことが、サービスメニューと価格表の構築です。多くの場合、士業事務所の提供高付加価値サービスは『目に見えないもの』ですので、可視化して、その付加価値を確認、理解していただく必要があります。だからこそまず最初にメニューと価格表は必要最低限準備すべき項目です。

 当然多くの事務所でメニューと価格表の再構築に取り組んでいるわけですが、数多くの注意点のうち、特に以下の点はどちらの事務所様でも陥る改善点ですので特に注意が必要です。貴社のメニュー作り、価格表作りの際のチェックにお使い下さい。

1.1つ1つのサービスコンテンツにまで落とし込んだ詳細な価格表が必要なの?

→ 価格表作りを進めて行くと、どのコンテンツまで落とし込んで値付けしたら良いのか?という論議が出てきます。様々論議していくと最終的には、そこまで細かいものはいらないのでは?どうせお客様はわからないよ!という意見に集約されていく傾向があるようです。
 ところが元々、何故メニューや価格表を作り込むのかという目的は、一体どのサービスが有償で、いくらなのかを明確にして、無償サービスや過剰サービスを無くすことですので、おおざっぱなものでは全く意味がないのです。
だから時間が掛かってでも詳細コンテンツに落とし込んだ価格表が必要なのです。

2.従来の顧客と比較すると以上に高かったり、低かったりする価格表になってしまった!価格表を提示しても大丈夫だろうか?

→ 価格表まとめのポイントは従来の顧客に提示、提供した価格を無視して、今後契約締結するお客様向けのものに作成する必要があります。そうすると当然現状との差が浮き彫りになり、提示通りの価格では難しいとの意見が多く出てきます。
 しかしそれで良いのです。士業事務所の価格表は、サービスコンテンツ1つ1つの価値を明示したもので、全くその通りの金額で契約締結する必要はないのからです(と言うよりそのままでは契約不可能な場合が多いようです)。
 重要なことは、本来そのサービスは¥***円するのだ!ということを理解して頂くことであり、実際の営業上では値引きや特別価格などで調整するからです。価格表を示しても必ずその価格で契約締結することではないのです。
 また、運用上でも注意が必要です。当然従来顧客との価格差が出てくるので、価格表をお渡しするのではなく、その場で提示して、実際の金額は個別で見積もりを提出するという方式にすれば大きな問題は起こりません(提供せずに見せるだけ)。WEB上で提示する金額も、全てのコンテンツの値付けを出す必要はないので、スタンダードなサービスパックの平均的値付けを明示するだけで良いでしょう。
要は、お客様は大よその金額が分かればよいのですから。

3.価格表を作成したが効果的な運用ができていない!

→ ある程度の日数を投下してメニューや価格表を作成しても効果的な運用をされているケースはまだ少ないようです。当然、担当の方は従来メニューや価格表など持参せずに、感覚で対応してきたわけですから、以下のような対処を予め行う必要があります。

1.所内での価格表活用勉強会の開催

 → 価格表の目次・構成
 → それぞれのコンテンツの価格算定の根拠
 → 同時購入(パック)の場合の優遇の説明
 → 実践的な応酬話法の研修
 → 引き合い〜価格提示〜見積もり〜契約の所内での流れの構築を行う
  (特に、各項目の責任と権限の明確を徹底しましょう)

2.価格表の見栄えを再検証しましょう

 折角まとめた価格表も、ただのコピー用紙1枚では、そのコンテンツ価値も薄っぺらくみえてしまいます。お客様に提示するものですから見栄えにはこだわりましょう

3.わかりやすさの追求と専門性の追求

 当然お客様が見てわかりやすい、納得しやすい構成でまとめることは必要ですが、実際には、委託業務の詳細まで理解している方はほとんどいません。そこで専門的な観点からも価格表をまとめ上げて、難しいことを依頼しているな〜、中々手間が掛かるのだな〜、リスクがある業務なのだな〜ということを理解して、共有してもらうことも心がけましょう。


 最近では、アナログのメニューや価格表だけでなく、価格表から確認して指示を出すだけで見積書が自動でできるものやタブレットPCを活用して詳細なコンテンツの価格まで説明するなど、ITをフル活用するケースが目立ってきました。
 無償サービス、過剰サービスの撲滅には絶対に必要なメニュー表と価格表です。貴事務所でもいち早く取り組みましょう!

*イプシロンでは業務標準化、サービス企画開発、情報セキュリティ管理対応策、WEBブランディングなどのコンサルティングを実施しています。詳細は各コンサルティングメニューをご覧下さい*

イプシロンコンサルティング 代表取締役 角田 達也

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今年も世田谷のぶどうができました。甘いよ!





posted by イプシロン |2012年08月31日|at 09:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | つのわ〜るど
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